平成23年10月29日(土曜日)
今日は町の健康診断の日。
町役場のそばに小さな健康会館的なものがあって、
その前に検診車が7~8台集まってきています。
妻と二人で受付をして、それぞれの検診場所の受付に向かいます。
東京や新潟では会社の総務がすべておぜん立てしてくれていましたから、
私はきれいな検診機関の受付に一声かければ、あとはベルトコンベア方式で
簡単に済ませることができました。
しかし、田舎ではそうもいきません。
この土砂降りの中、それぞれの車の脇に作られた受付に行って
申込書兼健康状態を書いた紙を渡して、それぞれの金額を現金で
支払いしていくのです。
私の場合は、胃ガン検診でバリウムを飲んでの撮影が、1,500円。
前立腺ガンの血液採取で500円。
大腸ガンの検診で500円。 でした。
なんかとてもローカルな雰囲気で、とても面白く感じているのは
私だけなのでしょうね。
この地域の人たちはこれが当たり前の世界なのでしょうから。
身長体重などや問診を含めてセット検診は、何と1,000円。
これは高くてばかばかしいからやめました。
田舎に住むと言うことは、医療検査も何もかもが技術水準とか
そのシステムとかのレベルダウンは覚悟しなければならないのです。
そして、自分から積極的に動かなければ、情報は回ってこないことが多いようです。
特に私の場合は、地区の会に参加していないので回覧板等も回ってこない。
年に一度の飲み会も行くことができない。
考え方の問題ですが、毎月1000円払って回覧板を回すことや
知らない人たちと正月に一度お酒を飲むことが、あまり重要な問題では
ないように思えたのです。
地域に根ざすという形は、もうちょっと違う形でしていきたいと思っています。
とにもかくにも、年に一度の健康診断は終了しました。
大きな病気をしたばかりですから、第二派は歓迎したくないところです。
【農業日誌】
マンゴーハウスの夜間冷房を始めました。
電気代が高額ですからやらない人たちが多いのですが、
私の場合は出荷時期を4月半ばまで早めたいと思っているので
夜温が15度以下になるように冷房をし始めたのです。
昨夜は外気温が22℃の時に ハウスの中は16℃まで下がりました。
これから1週間はずっと温度が高い夜が続くようですから、
冷房の効果が出てきてくれると信じて、続けて行こうと思っています。
これが大変な作業。
夕方にはハウスの屋根や壁のすべて3重にしているビニールを全部閉じて、
朝にはそれをすべて開放すると言う作業が繰り返されます。
でもねぇ、美味しいマンゴーを作るためには手を抜く訳にはいきませんから。