平成24年1月26日(木曜日)
今日はちょっとマニアックな内容になります。
興味のない方には申し訳ありませんが、リクエストにお答えするものです。
ただし、マンゴー栽培のちょっとマニアックなテクニックを知ることも
雑学としては面白いかもしれません。
できるだけ、飽きないないようにしたいと思います。
【目的】
日本中の一般家庭で、自前のマンゴーが作れないか?
もちろん、趣味の一環として自宅で作り、食べ、
それなりに満足していただく。
本当に美味しいものは、私から購入していただければ…(笑)
今回はマンゴーの花芽の吊り方を解説します。
今まで見ていただいているように、マンゴーの花は「花序」と言う集合体で
長いものは40cmぐらいの高さになります。
ですから、上からひもで吊ってあげないと倒れて折れてしまうことになります。
今回はひもを結ぶためにマンゴーの花の上空1,9mぐらいの所に
エスター線(ポリエステルで作られているヒモ)を張るところからです。
とても強いヒモですが、普通の縛り方はまったくできないので
写真のようにくるくると巻きつけて縛るのです。
このヒモはご家庭で何かをぶら下げるときにも強力で利用価値が高いですよ。
ホームセンターでも販売されていると思います。
中に金属が入っていないので、切るのも燃やすのも簡単。
次に、花芽の下の所にひっかける針金の作り方。
花芽は茎からでてきますから、茎の部分にU字型に曲げた針金を引っ掛けます。
その針金には「バインダーヒモ」と言う紙でできているひもを結びます。
このヒモもホームセンターで販売しています。
針金は15cmぐらいに切っておきます。#14ぐらいの太さ。
この針金とひもは、マンゴーが大きくなった時にマンゴーを直接ぶら下げるときにも使います。
次はエスター線に上記のヒモをぶら下げるときの縛り方。
このヒモの縛り方をすると、状況に合わせて上下に移動させることができるのです。
上げたり下げたり、ちょっと斜めにしたりすることが縛り直さないでできるのです。
最後に、花芽(花序)のひっかけ方。
2度ぐらい花を落とさないように花序の茎にひっかけます。
成長するに従い、どんどん撒いて倒れないようにしていきます。
以上が今やっていることの作業内容ですが、2万本ぐらい吊り下げるのではないでしょうか?
とにかくきりがない作業です。(笑)