平成24年2月19日(日曜日)
あれもこれもしなければならない中で、
第一位の優先順位はマンゴーの摘果です。
実がついてくれるのかどうかを、ものすごく心配した後だけに
その実の摘果を適正にしなければならないことが重くのしかかります。
私の樹はまだ小さいので、ひとつの樹に8個前後です。
基本として,
8個の樹、10個の樹、12個の樹とその木の前に立ってイメージをして
摘果の数と場所を決めて行きます。
実をつける基本としては、
・葉の数40枚~50枚に1個
・枝数 3本~4本に1個
この両方を組み合わせながら考えて行きます。
もしもその樹の能力以上に実をつけさせてしまうと
・生理落下と言って、樹が勝手に実を落としてしまう現象が起きます
・今年の樹の樹勢が弱くなって、来年は実をつけません
これらが怖いので、数多く実をつけることができないのです。
しかし、
私のお客様で、Lサイズを100個注文される方がいらっしゃいます。
私の栽培の基本は大きなものを作ると言うことで、
3Lを作ることを基準にしていますが、Lサイズを作るには摘果を甘くして
数多く実を成らせる樹を作らなければなりません。
これにしても、成らせすぎると実を落としてしまうのです。
結構矛盾だらけの論理と実践方法ですね。
さてさて、小難しいことはこれぐらいにして
昨日と今日は妻が手伝ってくれたので、今週から始めた
第一期摘果作業は終了しました。
これから第二期、第三期と続き
そして、大きな実を吊り下げる作業に追われます。
結局、2千個近くの実を全部吊り下げるのですが、これもしんどい。
あれもこれもやりながら、マンゴーの作業は続いて行きます。
あっ、お知らせです。
マンゴー会員制度が規定数に達しましたので、終了となりました。
ご協力ありがとうございました。