平成24年9月24日(木曜日)
いつもキュウリのことばかり。
自分でもいやになるのですが、それほど手間がかかるということでした。
人からは聞いていましたが、これほどどとは・・・ 恐るべし。
そろそろ、来年のマンゴーへの動きが始まります。
今までは、樹の剪定、肥料を施肥。
新芽の管理等々が主な仕事。
もちろん、水管理もね。
病気と害虫対策は真剣勝負です。
さて、ここからは今年の花芽に関する課題です。
樹の樹勢が良いこと、樹勢が良すぎないこと。
花芽分化に対して、素直な道を作ってあげる管理をすること。
今の作業は、新芽が3芽にまで増えてしまったので
なすすべもなく見ているのですが、新芽が重くて地面方向に
垂れてきた枝を全部ひもで吊上げる作業です。
簡単に思うかもしれませんが、それが数千本になると
相当の作業量になるのです。
吊上げるひもの束を背負い、ハサミと吊上げようの金属フックの
部品入れ袋をぶら下げての作業になります。
12aのハウスで作業を一通り終えると、すぐに次の枝が
またもや イナバウアーのような形でそっくり返ります。
今年のマンゴーの樹の葉は、とてもきれいな深い緑色で
小さくて、葉の厚みが厚いと言うとても良い兆候を示しています。
ただし、元気だから良いという訳ではありません。
生きるか死ぬかぐらいの、不安定な状態がベストなのです。
昨年は10月末から冷房をかけ始めました。
その結果が、4月下旬からの収穫です。
今年は昨年よりも早く気温が下がる
(夜温で15度以下)
ようですから、10月中旬から冷房をかけたいと思います。
ただし、
冷房をかけ始めたときに、まだ2芽が充実していなかったら
その樹全部が 花芽が出ないことになります。
急ぐことと、樹の充実との兼ね合いを見ながら
最短の方法をとる必要があるのです。
来年2月までのマンゴー管理計画を作らなければなりません。
基本は同じはずなのですが、毎年大きく変わります。
私の師匠ですら、今年は1か月遅れての収穫になりました。
私は2週間早くの収穫で成功しましたが、
来年はそのさらに早い、4月初旬からの収穫を目指していきたいと
考えています。
品質第一。 次に収量。 そして、販売形式ですね。
来年の収穫に向かって、go・go・go ですね。
あっ、マンゴージャムもこれから作りますから
よろしく、お願いいたします。