平成26年8月7日(木曜日)
農民なので・・・気にかかることがあります。
日本の食料自給率が4年連続でカロリーベース39%、生産額ベースは65%で
前年から2%減少。
これが本当に目標50%に到達するのだろうか?
自給率のグラフ
私のような一農民の周りを見回しても、年寄りだらけ。
2010年の農業人口は約260万人。39歳以下の若手は17万人で全体の6.8%。
その若手も毎年2万人以上が離農しているという現実。
70歳以上が約50%を占め、80歳以上が39万人もいる現実。
日本は高齢農業者に支えられていることがわかる。
単位:千人でみて、ものすごい減少率です。
私はあと何年農業ができるのだろう?
60歳でこの憂い。農業・農家の実態を知らない都会の人たちは
将来の自分たちの食料をどのように考えているのだろう?
この地域でも若い人がぽつぽつと就農しているけれど、物理的に参入と
離農の比較で圧倒的に不利なのだから、農産物の供給は減少しそう。
ニートの人やフリーターや契約社員の若い人たちが一挙に農業を目指す、
そんな魅力ある職業にしなければならない。
さて、どうやるか?
資料は自給率のグラフ、農業人口の推移:単位千人
(資料出典は農水省・総務省・農業新聞)