平成26年9月11日(木曜日)
宮崎県の太陽光発電が大変なことになっています。
宮崎は太陽の国だから、太陽光発電に人気が集中するのは当然なのですが、
大企業や個人のお金持ちがあちこちにメガソーラーを作りまくって、
農村風景が機械的な風景に一変。
その上、昨年3月に買い取り金額が変更:低下される前にと、この地域だけでも
3千か所以上のメガソーラーの申し込みがあり、それらがすべて棚上げ状態。
宮崎県全体だったらものすごい数になるようです。
この地域の変電施設がもちろんもたないので、建て替えをしなければなりません。
その経費が200億円程度。
この200億円を棚上げ状態の3千数百社が支払わなければなりませんが、
一か所で数千万円から数億円が必要になるとなったら、
メガソーラーをの建設そのものが事業意味がなくなる可能性もあります。
いつになったら変電所の建て替えができるか、目途が立たなくなっています。
目途がつくまでに数年、工事が始まってからさらに5年。
まあ、夢物語になりましたね。
早く作ったところが、独り勝ちと言う状況でしょうか?
さらに、50kwの低圧電圧のソーラーシステムにも異常が・・・
噂では 10kw以下のものしか設置を認めないようになりそうだということです。
と言うことは、九州電力管内では一般家庭の屋根にしか
太陽光発電は設置できなくなる可能性があるということです。
大きな原因は、電力の需要よりも供給の方が多くなるということでしょう。
そんな中で、鹿児島県の川内原発が再稼働するという・・・
何か 不思議な現象が起きそうですね。
自然エネルギーで昼間は供給過剰になる。
夜に不足するのなら、バイオガスや風力での発電を多くすればよい。
ということになったら、日本は自然エネルギーだけで電力が供給できる国に
なるということですね。 めでたいことです。